アパレルOEMを選ぶときに確認しておくこと
ここからは、アパレルOEMを選ぶときに確認しておくことを紹介していきます。
1度OEMメーカーと契約を結んでしまうと、変更するのは手間もコストも無駄になってしまいます。
安心して長期的に関係性を築けるアパレルOEMメーカーを見つけるためにも、以下4つのポイントは押さえておきましょう。
- 得意分野
- コスト
- 納期
- クオリティ
それぞれ詳しく紹介していきます。
得意分野
1つ目は「得意分野」です。
アパレルOEMメーカーごとに得意な分野が必ずあります。
よほど大きなメーカーでもない限りは、なんでも得意ということは考えられません。
また、そのような得意ジャンルの幅が広いメーカーは規模が大きく、小ロットでの対応はしてくれないことがほとんどです。
面倒に感じるかもしれませんが、商品のジャンルごとに得意なアパレルOEMメーカーを選ぶようにしましょう。
どのジャンルが得意なのかは、ほとんどの場合は公式サイトに記載されています。
記載されていない場合は、直接問い合わせて聞いてみましょう。
コスト
2つ目は「コスト」です。
OEMを利用するときにもっとも気になるのがコスト面の条件でしょう。
OEM製造のコストは依頼する商品の素材やロット数によって条件が異なります。
また、ブランド側とメーカー側の信頼関係によっても差が生まれます。
少しでも多くの収益を獲得するためにコスト削減したい気持ちは分かりますが、金額のみでアパレルOEMメーカーを選ぶのはオススメできません。
単純に見積もりを依頼して金額のみを比べるのではなく、「なぜその金額になるのか」「違う条件のときはいくらになるのか」をはっきりと提示してくれるメーカーを選びましょう。
また、明らかに相場よりも安い場合は、必ずなんらかの理由があるため注意が必要です。
納期
3つ目は「納期」です。
短期間で納品してくれるかどうかも、アパレルOEMメーカーを選ぶときの重要なポイントです。
特に、アパレル業界は商品の回転率が高いため、頻繁に新しい商品を取り入れなければいけません。
流行りのデザインを瞬時に製造してくれるかも必ず確認しておきましょう。
クオリティ
4つ目は「クオリティ」です。
当たり前ですが、どれだけマーケティングに力を入れていてもクオリティが低ければ商品は売れません。
アパレル業界であればデザインだけでなく、生地の質や縫合にほつれがないかなど、確認しておかなければいけないポイントがたくさんあります。
特に注意しなければいけないのが不良品の発生率です。
はじめて購入したネットショップから不良品が送られてきたら、どれだけ好みのデザインでもリピートしてくれる可能性は激減するでしょう。
サンプルチェックはもちろん、定期的に実際の商品を確認して、仕上がりに差がないか確認しておきましょう。
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